失敗しない！！双子ファミリーカーの車種比較

中古車ミニバンを検討しているが、各車種の違いがわからない!!

まず、双子のご妊娠、おめでとうございます！

生まれた後も、妊娠中の通院においても、多くの双子パパは、これから新しい車を買う、もしくは大きい車への買い替えを考えていると思います。

私も妻の双子妊娠をきっかけに、初めて車を購入しました。
元々車が好きで、初めての車に対してとてもワクワクしていました。

しかし、別の記事にも書いた通り、双子のファミリーカーは、ミニバン一択しかありません。

これから子育ての出費も多いと予想されるので、少しがっがりながらも、最初から中古のミニバンしか考えていませんでした。
きっと多くの双子パパも同じく中古のミニバンを物色していると思います。

実際検討していく中で、ミニバンの車種がセダンタイプほど多くないものの、似たり似ていなかったり、そして「双子」ファミリーにとって実用性がどうか、実に悩ましい。

結論として我が家が3か月もかけて、数社の中古車業者を回り、実車を見ながら検討した結果、8年落ちの、2015年式のホンダオデッセイ（RC1）にしました。

本記事は、我が家の経験談を基に双子パパに情報を共有しつつ、皆様の悩みを解消できればと思います。

ホンダオデッセイにした理由

引用：https://www.honda.co.jp/auto-archive/odyssey/2017/

我が家がホンダオデッセイ（RC1）にした理由は、主に２つ

床からの高さが一番低い

我が家が検討したホンダオデッセイ（RC1）は、市場におけるミニバン車種の中、床からの高さがたった30cmで、最も低いことが一番の特徴です。

他車種はとても高いわけではないですが、オデッセイはほんの数センチ低いです。

そして床からの高さの最大のメリットは、乗降りしやすいところです。

妊娠さんのお腹が大きくなることにつれて、行動が難しくなります。
妊娠後期になる妊婦さんにとって、足を上げて乗車することが至難の業です。

特に双子妊婦さんのお腹が大きくなるのが通常の妊娠より早いので、床からの高さが低ければ低い方が大きいお腹を抱えている妊婦さんにとって優しいです。

もちろん、子供やお年寄りでもらくらくと車に乗れるよ！

実際、我が家もほぼこのポイントでオデッセイを決定しました。

運転席のシートがしっかり作られており、長距離の運転も疲れない

次に、運転席のシートの話です。

他の中古ミニバンを見回って実感したのが、ミニバンのターゲット層は、ファミリー層であるだけに、ほとんどは居住空間、ユーティリティなど、運転する人よりも乗る人の方に重心を置いて設計される印象でした。

その中で、唯一違うのは、ホンダオデッセイとVWのシャランでした。

座ってみないとわかりにくいと思いますが、ほとんどの車種の運転席は、ただのシートって感じでした。

それに対して、オデッセイとシャランは、しっかり重厚感があるシートになります。

実際座ってみると、身体全体を包まれながら、腰も支えられるので、長距離の運転でも疲れない設計になっています。

いくら家族のために車を購入するとはいえ、運転手もケアしてくれる車の方が素直に嬉しい！

他に検討した車種と特徴

では、他に検討した車種と特徴（よかった点、気になる点）について、これから簡単に触れていきたいと思います。

あくまでも私の独断と偏見ですので、皆様のお役に立てれば幸いです。

セレナ（型式：DAA-GFC27）

まずは、ファミリーカーとして大人気の日産セレナです。
人気のある車種ですので、中古に出回る在庫も多く、値段も安定しています。

特徴として、

まず、セレナに最も感動したのは、2列目シートのアレンジ自由度です。

各シートが自由に動かすことができるため、中央通路を作って前から後ろへの移動をはじめ、
シチュエーションに応じてシートをアレンジすることが可能です。

次に、よかったと感心したのは、豊富なユーティリティなところです。

2列目シートのランチテーブルのほかに、USB電源ソケットもついています！

乗りながら充電できるので、バッテリーのことを気にせずに好きなゲームや動画が観れるので、とても快適に車内を過せそうです。

この点に関して、ホンダオデッセイは本当に足元にも及ばないです（苦笑）

そして気になる点として、一番気になるのは、3列目シートの収納方法です。

アルファード、ウェルファイアもそうですが、床に埋め込むではなく、左右にシートを立てて収納するタイプになります。

これによって、左右のスペースが占有されてしまうので、個人的にとても気になるところです。

また、実際座ってみてわかると思いますが、シート全般が固めです。

個人の好みにもよりますが、個人的には、オデッセイのキャプテンシートの方が、少し柔らかく包まれ感があり、座り心地が最高です。

最後は見た目です。

個人の審美観になますが、どうしてもセレナ、ノア・ボクシーは、「ザ・ワンボックスカー感」が強く業務車を運転する感があるので、よりスポーティーなオッデセイを選びました。

ステップワゴン（型式：DBA-RP1）

次は、ホンダのステップワゴンです。

こちらも、セレナと同じくファミリー層に人気が高い車種で、中古車市場にも豊富な供給があります。

ステップワゴンといえば、ワクワクゲートぐらい、この車最大の特徴です。

テールゲートが横にも縦にも開けて、あらゆる生活シーンに対応しています。

ステップワゴンの3列目シートは、左右別々にたたむことができるので、例えば、上の写真のように、左だけ荷物を積みながら、右に人を載せることができます。

テールゲートが横に開けることによって、荷物の出し入れがとても楽になります。

特に都内の駐車場でスペースが限られているので、後ろから荷物をとることがとても大変ですので、この機能は個人的に一番のメリットだと思います。

2点目の特徴は、床からの高さが低いところです。2列目のステップ高は、たった39cmです！

たかが数センチの差で、大したことはないだろうと思いましたが、実際乗ってみると、他のミニバンと比べて、数センチの違いだけで、乗りやすさは格段に違います。

前にも触れましたが、妊婦にとって車の乗降り、本当に大変です（特に双子のママ！）

数センチは、雲泥の差ですので、車を選ぶとき、ぜひご家族を連れて一緒に体験してみることをオススメします！

数センチのパワー！！

そして、次は気になる点を解説していきます

写真からでも多少わかるかと思いますが、シートのクッションは全般的に薄めです。

普段の市内移動として全く問題ないと思いますが、座ってみると、身体へのサポートが十分ではなく、長距離の移動には少し懸念があります。

キャプテンシートのような座り心地をお求めの方にとって、ちょっと残念なところでしょう。

そして、次に個人的に気になる点として、2列目シートのアレンジ自由度のところです。

ステップワゴンの2列目シートは、前後スライド可能ですが、左右の調整はできません。

ただ、運転席から真ん中を通して後部座席に行けることができるので、致命的なデメリットではないと思います。セレナと比較してちょっと使い勝手が劣れるだけです。総じて優秀な車です。

シャラン（DBA-7NCAV）

最後に、VWのシャランも簡単に、ポイントを紹介させていただければと思います。

実は我が家でオデッセイとシャランの間でとても悩んでいました。

まず、この車は、欧州車の車作りの造詣の深さを感じさせてくれるぐらいボディ剛性がとにかくいいです。

こればっかり写真からじゃわからないと思いますので、ぜひ実車をみるをお勧めします。

そしてできれば試乗もおすすめします。そうすると、ボディの剛性が伝わって来ると思います。国産ミニバンにない、高級感と安心感は半端ないです。

ドアを閉めた時の「ドン」、ぜひどうぞ体験してみてください　笑

次に、シャランが凄いのは、運転席・助手席以外、すべてのシートにISOFIX式が標準装備されているところです！

具体的に、2列目に2つ、3列目は3つ、計5つが付いています！

私の知っている限りでは、日本のマーケットにおいて全てのシートにisofixを標準装備しているのは、シャランだけだと思います。

個人的な好みになりますが、シャランの車内インテリアは全体的に統一感があるデザインになっています。

そして、実際見ないとわからないと思いますが、よく日本車に見られるチープにみえるハードプラスチックではなく、ソフトタッチで高級感がある素材でした。

必須ではないものの、これから長く使うので、できればいい空間に包まれたいですよね！

まず、後ろトランクの開け口が高いです。

実際床から後ろのバンパーの高さを測ってみましたが、およそ65センチぐらいです。

このぐらいの高さになると、男性でも双子ベビーカーを載せるには、ちょっと大変ですので、女性一人では、やや無理があると思います。

実は我が家も、この1点でなかなか納得いかず購入に至りませんでした。

はい、シャランは高いです　(笑)

新車では、400～500百万円します。
そもそも現在は生産停止になっており、中古車市場も在庫数がない状況です。

この理由で、ほかの車種と比べても選択肢が少ないし、もともと車両価格も高い分、同じ年式でも日系ミニバンより高い傾向です。

まとめ

最後に、オデッセイと実際我が家で検討した車種との比較のマトリックス表を載せます。

是非、どうぞご参考になさってください！