【経験談】妊娠後期のトラブルの振り返り

どうも!双子パパのbohemianboyです。

先日子供が3ヶ月のお誕生日を迎えました、

二人とも表情が豊になって、めっちゃくちゃ可愛いです!!

子供が生まれてから、怒涛の毎日です。余裕がなく正直記憶がほとんどありませんでした (笑)

そして、丁度子供の3ヶ月のお誕生日ですので、妻とiphoneの写真を見返って

「色々あったな。。。」

と妊娠中、育児の出来事、色々頭の中でフラッシュバックして、お互い涙が出そうになった。

特に妊娠後期において、予想外のトラブルが相次いで起きており、ママがとても大変でした。
妻の苦しんでいる姿をみるだけで、私もとても苦しかったです。

本記事は、実際我が家で起きた、妊娠後期のトラブルに関する話をしたいと思います。

これから妊娠後期に入る双子のママがいれば、ぜひ本記事をご参考になってください。

途轍もなく大変な時期ですので、双子パパの皆さんぜひ、ママをサポートしてあげてね!

妊娠33週以降、妻が三重の苦でメンタル崩壊開始

双子妊娠が分かってから、妊娠中期までは、多少つわりがあったものの、比較的に順調に過ごせました。

しかし、妊娠33週目に入ると、今まで楽しく過ごした日々が嘘のように妻の妊娠生活が一気に変わりました。

三重の苦(トラブル)が同時に襲ってきて妻の体力も、メンタルが限界まで追い込まれていました。

三重の苦(トラブル)とは、

  • PUPPP(妊娠性痒疹)ができた
  • 胎動が激しくなり眠れない
  • 手足が破裂しそうになるぐらい浮腫み、そして痺れが突然できた

PUPPP(妊娠性痒疹)ができた

一番のトラブルは、PUPPP(妊娠性痒疹)にかかったことです。

33週後半になるタイミングで、ある日突然、妻の身体に蕁麻疹のようなものができて、毎日全身が痒くて仕方がありませんでした。

最初は、お腹の下部分を中心にできたのですが、だんだん範囲が広がって、気が付いたら、全身に広がってしまいました。

このPUPPPに引っかかって、一番困っているのは、胎児への影響がないように、弱い薬しか処方されず、ほとんど効果がないということです。

なので、毎日耐えるしかありませんでした。

途中から妻が耐えられず、自分の爪がすり減るぐらい、狂うほどかきむしりました(汗)

ちなみに、PUPPPについて詳しくこちらをご参考になってください。

PUPPP(Pruritic Urticarial Papules and Plaques of Pregnancy)は、妊娠期間中にのみ生じる、非常に強いかゆみを伴う発疹です。

PUPPP(Pruritic Urticarial Papules and Plaques of Pregnancy)などの妊娠合併症は、妊娠中だけに発生する問題です。母体に影響を及ぼすもの、胎児に影響を及ぼすもの、または母子ともに影響を及ぼすものがあり、妊娠中の様々な時期に発生する可能性があります。しかし、ほとんどの妊娠合併症は効果的に治療できます。

PUPPPは約160~300件の妊娠に1人の割合で生じます。複数の胎児を妊娠している女性(多胎出産)でははるかに多くみられます。発疹は通常初めての妊娠で起こります。原因は不明です。

赤く形が不ぞろいでやや盛り上がった斑点が腹部にできます。斑点の中心部に液体で満たされた小さな水疱が生じることもあります。周囲の皮膚はしばしば青白くなります。発疹は大腿部や殿部、ときに腕にも広がります。通常、手のひら、足の裏、顔は侵されません。その数は数百に及ぶこともあります。かゆみが激しく、夜間の睡眠が妨げられます。

<参照リンク>
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/22-%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C/%E5%A6%8A%E5%A8%A0%E3%81%AE%E5%90%88%E4%BD%B5%E7%97%87/%E5%A6%8A%E5%A8%A0%E6%99%82%E3%81%AE%E3%81%9D%E3%81%86%E7%97%92%E6%80%A7%E3%81%98%E3%82%93%E9%BA%BB%E7%96%B9%E6%A7%98%E4%B8%98%E7%96%B9-puppp-pruritic-urticarial-papules-and-plaques-of-pregnancy

胎動が激しくなり眠れない

妊娠後期につれてお腹にいる赤ちゃんたちの動きが活発になり、
お腹の表面からでも、赤ちゃんたちがとても激しく動いていることを確認できていました。

胎動は一日中起きるものですが、特に夜になると、赤ちゃん二人からの胎動は激しい傾向があり、寝ようとしても、お腹の中からの圧迫が苦しくて寝れない状況でした。

本当はいっぱい動いてくれて嬉しいことなので、とても複雑な気持ちでした。

手足が破裂しそうになるぐらい浮腫み、そして痺れが突然できた

よく妊娠すると、手足が浮腫むようになる話を聞いていますが、双子だからかわかりませんが、私の妻は象足のように、破裂しそうになるぐらい浮腫んでおりました。

ネットで解消方法を色々調べて実施してみたのですが、なかなか期待できる効果的な解消方法はありませんでした。

塩分の摂取量を抑えるようにトライしてみたが、浮腫みが解消されませんでした

そして浮腫みが深刻しすぎるせいか、妻の手足に痺れが出始め、手足の感覚がなくなりました。

出産すると、治るらしいので、最初期待したのですが、実際出産後2週間ごろになって、浮腫みが改善される一方、手足の痺れは治りませんでした。

「このまま一生感覚なくなるのか?」と流石に心配でしたので、一緒に整形外科医院に診てもらいました。

どうも妊娠の影響によって神経が壊死したことが理由のようです。

しばらく経ったら、勝手に回復すると言われたので、ホットしました、

とにかくできることをやってみた

本当に無事に出産できるのか、と毎日心配していました。

トラブルを少しでも軽減できるように、とにかく色々トラブル解消につながるようなことをしてみました。

産院、皮膚科に何回も通っていた

とにかく産院と病院にヘルプを求めました。

実際何回か産院に行って浮腫みの状況を診てもらいました。

しかし、産院側もできることが限られて、劇的な改善がみられませんでした。

途中から浮腫みのことで産院に行くのを諦めたが、それでも妻は、産院に電話して、助産師と会話していました。

助産師と話すだけで自分のメンタルストレスが多少でに和らげることができるとのことです。

皮膚のトラブルも、何軒かの皮膚科病院に診てもらって、幸いなことに、最終的に胎児への影響がなく、妊婦が飲んでもいい薬を処方されて、痒みをかなり抑えることができました。

マッサージ&浮腫み解消グッズを

浮腫みを解消するために、毎晩妻の腕、手足、ふくらはぎを中心に、マッサージをしておりました。

特に足マッサージをすることによって、一時とはいえ、足の浮腫みが結構和らげることができました。

そしてマッサージ後、必ず

・足裏に浮腫みを取る樹液シートの貼付け

・足圧ソックスの着用 をしておりました。

結局帝王切開の手術を早めた

最終的に、あまりにも過酷な状況が続いているため、これ以上耐えることができないと妻が判断して産院の愛育病院へ、帝王切開の手術を早めることができないかと電話しました。

そうしたら、電話した当日にしか枠がないといわれ、結果的に、当日入院し帝王切開の手術を3日ほど早く行うことになりました。

後から産院から言われた話ですが、実はそのとき妻の血圧が不安定になっていたので、手術の前倒しが結果的にいい判断だったということ。

出産1か月後、徐々に良くなった!

出産後、状況がすぐ直ることがなかったが、1か月後になって、徐々に改善されて痒みも、浮腫みもかなりよくなりました。

ただ、痺れについては、前も触れた通り、壊死した神経の再生まで、状況が改善されるまで、それ以上の時間がかかりました。

今振り返ってみれば、妊娠トラブルは本当に手強いでした。

もし皆さんのパートナーも今苦しんでいるのであれば、
フィジカルなサポートが難しいかもしれませんが、少しでもメンタルストレスが解消できるように、いっぱい激励の言葉でママのことを応援してください!

本当に大変ですから!

では、また今度。